染める前の綿の布です。
糊と汚れをよく落とすために、何度も、何度も水を通して、
パリパリに乾かします。
飾り気がなくて、いい風合い。
染める前の布も捨てがたく、
このままbagにしてもかっこいい。
布はbagづくりのため、布仕事のため、いつも探しているけれど、
単純に布好きな私。
いわゆる問屋街でみつける布もありますが、
どこかに出かけたとき、ふらりと入った手芸屋さんや生地屋さんでの布選びは
楽しいですね。
鎌倉の小さな生地屋さんで見つけたカディコットンや、
おもしろい柄がプリントされたインド綿なんかは、夏が近づくたびに箱(とっておきの布だけを詰めた箱)から取り出し、ワンピースがいいか、ブラウスがいいか、布を前に悩みます。
今は「街の手芸屋さん」というのは、ぐっと少なくなってきて、
時折、閉店セールに出くわしては、
懐かしい柄の布や手芸道具に出会うこともあります。
素材探しは、新しいデザインや作りたいものがムクムクと湧き上がってきますし、
仕事柄なものでと言い訳しつつ、仕入れという名のお買い物を楽します。